研究報告②

今回、日本水泳連盟飛込委員会のご協力の元、行わせて頂いている研究を第45回日本理学療法士学術大会で発表させて頂きました。

この内容は、2003年から飛込競技の傷害を予防しようと始めた研究で、今回は女子選手に限ってまとめてみました。飛込競技の傷害で最も多いのは腰痛です。その腰痛が、どの様なことが、原因で起こっているかを色々な項目から検討しています。
結果、4群という技術が関わっており、どうやら成長期の骨や関節が脆弱な時期の負荷が影響しているのではないか?という結果になりました。

会場でも質問されたのですが、今後はこの様な飛込競技の技術をバイオメカニクス観点から解析したいと考えており、現在準備を進めています。
この様な解析は、傷害予防だけでなく、日本飛込界の競技力向上の一助になるのでは?と考えています。
結果が出次第、また、ご報告させて頂きます。
健康科学大学 成田崇矢

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