研究報告③

この度、ノルウェーで行われた水泳の国際学会に参加し、研究結果を発表させていただく機会がありました。
日ごろから水泳選手に関わっていて、どうも水泳選手は陸上に上がるとつまらない怪我をするなあ、という印象がありました。

もちろん関節が柔らかいことも影響しているかと思いますが、それ以上に陸上での筋力の発揮特性が他のスポーツ選手とは違うのではないかと思い調べてみることにしました。

予想通り水泳選手は、陸上での素早い筋力の切り返しの能力が、身に付かないことが明らかとなり、今後水泳選手の陸上でのトレーニングを行う上で考慮したほうが良いと思われる知見を得ることができました。

この学会は4年に一度の国際学会で、世界の水泳に関する最先端の研究について勉強することができたので非常に良い経験になりました。次回は2014、オーストラリアだそうです。

新潟医療福祉大学 地神 裕史

詳細はこちらからご覧になれます