【2022/1/15】令和3年度 関西ブロック研修会 報告
令和3年度関西ブロック研修会報告
令和4年1月15日にオンラインにて関西ブロック研修会が行われました。
最初に女性医学の視点から考える実現可能な女性アスリート支援という内容で、関西大学大学院産婦人科学講座 小宮慎之介先生にお話をいただきました。
経済的な観点での女性の健康問題から、最近トピックになっているフェムテックについて、そして今更なかなか聞けない女性医学の基礎的な知識をご教授いただきました。さらに最新研究の栄養学的観点からの女性アスリート支援に関するお話などいかに広い視点で女性医学をみるべきかということをわかりやすくお話いただきました。
東京オリンピックスタッフ参加に関して、大阪市立大学医学部整形外科学教室 小宮絵里子先生から地方から参加することの難しさと同時に普段から救護等水泳連盟の活動に参加していく重要性をお話いただきました。
東京パラリンピックは和歌山県立医科大学耳鼻咽喉科・頭頸部外科 大谷真喜子先生から現場でしか得られない多くの写真をご使用いただき、パラリンピックの感激と感動を臨場感あふれるお話でお伝えいただきました。
トレーナーの立場からのTOKYO2020報告として、暁会田辺整形外科・上本町クリニックの理学療法士 井上喜智先生からは通常のチーム帯同と運営側からの視点の違いなど具体的な例を挙げながらお話いただきました。
最後の関西ブロックの活動報告および今後の方針をCOVID感染対策等を踏まえてトレーナー会議の風神先生よりご報告いただきました。
関西ブロックとしては今後もドクター会議、トレーナー会議の連携を密にとりながら、現在の問題点である新たな参加メンバーのリクルートを行っていければと考えております。
ご報告が遅くなり申し訳ありませんでした。
2022年4月17日
文責 関西ブロック幹事 水谷和郎