研究報告①

この研究発表は2009年5月に行われました水球男子日本代表のワールドリーグアジア大洋州ラウンド遠征に帯同した機会を用いまして、競技者の自覚的疲労度と理学療法の介入に焦点をあて関係性を検討したものです。スポーツ現場において、多くの選手たちはトレーナーに対して「筋肉のハリ」や「痛み」、「違和感」といった医療提供者にとっては抽象的な要求をしてくることが経験的な印象です。これらをどのように把握し要求に応えることができるかが私たちにとって重要なことではないかと考えています。
学会当日は様々なスポーツチームへの帯同報告などを中心としたセッションで、多くの理学療法士の方々に発表を聞いていただく機会を得ることができました。今後の課題としましては私たちが選手に提供する理学療法などがより高い『科学的知見』をもとに提供できることだと考えています。

北大阪警察病院 瀬川栄一

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